久留米をどうにかしたいと思っている人は多いと思うが、思っているだけでなく、まず何らかの行動を起こすべきだ。
「街づくり」と言っても一過性で終わることを前提にしているクリエーターはいない。皆は継続性の高い線を狙っているのだが、結果として一過性なモノになったとは思う。
では何が欠けていたのか。
簡単に言えば、「こだわりを忘れていた」と言うことでしかない。
例えば、ご当地グルメで街づくり、街おこしを仕掛けた場合、味覚オンチがその旗を振っている様ではお終いになる。食べ物には、「美味いか不味いか」しかないないので、ご当地グルメを仕掛けに使うのであれば、少なくとも味覚のセンスだけは身に付けた者が主導すべきで、それで協賛金を出せばどんな店でも出店OKみたいな考えは出て来ない。少なくとも簡単に「フードビジネス」とは迎合しないと言う「こだわり」が必要になる。
他のジャンルでの「街づくり」にも言えるが、「そのことに興味があるから仕掛ける」と言う発想は失敗の元凶になるので止めるべきだ。その失敗した前例が久留米には山ほどある。
「興味がある!」から仕掛けるのではなく、「それがやれる!」から仕掛けるべきだ。
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